腹腔鏡を導入します!
この度当院では腹腔鏡を導入しました☺
人間の医療では当たり前のように使われている腹腔鏡ですが、まだまだ獣医領域では珍しい機材です。
腹腔鏡手術の魅力は何といっても、傷口が小さいことと、動物への痛みが少ないことです❕
当院では手術における動物の痛みや不安を取り除くことを第一に考えているので、
麻酔の方法や鎮痛剤の使用方法など工夫をしてきました。
それでも腹腔鏡について勉強すればするほどやはり欲しい…
ということになり、大奮発して腹腔鏡装置一式を購入することにしました。
腹腔鏡での手術は
お腹にカメラや器具を入れて、モニターで映し出された映像を見ながら手術を行います。
傷穴は約5㎜と小さく、手術後の痛みも通常の開腹手術に比べ少ないのが特徴です。
動物への負担が少なく、より安全で身体にやさしい手術といえます。
【写真左:開腹による避妊手術の傷跡 写真右:腹腔鏡避妊手術の傷跡】
腹腔鏡手術のデメリットとしては高価な機材を使用するため、手術料金が少し高額になります。
当院では通常の開腹手術より2~5万円程高額になります。(避妊手術の場合には+2万円)
腹腔鏡の手術に関して気になる方は、ぜひ一度当院までご相談ください。