膀胱結石と診断されたら・・・
ワンちゃん・ネコちゃんが膀胱結石と診断された場合、
当院では 腹腔鏡を用いた膀胱結石摘出術 をおすすめしています。

当院の腹腔鏡補助下膀胱結石摘出術の特徴
広島でも随一の腹腔鏡手術症例数
豊富な症例経験をもとに、低侵襲で安全性の高い手術を行っています。


傷口はわずか約1.5cm
一方、従来の開腹手術では5〜10cm程度の切開が必要になることが一般的です。
日帰り手術が可能
術後の回復が早く、入院期間を最小限に抑えられます。
動物の体への負担が圧倒的に少ない
痛み・出血・術後のストレスが少なく、元気の回復も早い傾向があります。
結石の「取り残し(残石)」という重要な問題
膀胱結石治療で非常に重要なのが、結石を確実に取り残さないことです。
海外の獣医学論文では、従来の開腹による膀胱切開術(cystotomy)では、約20%で結石の取り残しが認められたと報告されています。
これは視認性が限られる手術方法によるものと考えられています。
当院で行っている腹腔鏡補助下膀胱結石摘出術では、内視鏡で膀胱内を直接観察しながら結石を摘出するため、この「見えない結石の取り残し」を極力防ぐことが可能です。
動画の中にある通り、結石は膀胱だけでなく尿道内にも存在するため、全ての結石を確実に取るためには内視鏡の使用が必須です。
恐らく私も過去(内視鏡外科を始める以前)に開腹で実施した膀胱切開では結石の取り残しはあっただろうと反省しております・・・
ちなみに、昨年学会で発表したデータの引用ですが、110例の膀胱結石摘出例における術後残石は0%でした。
大切なご家族のために
膀胱結石の治療は、
「結石を取ること」だけでなく、
どれだけ確実に、そして体にやさしく治療できるかが重要です。
傷をできるだけ小さく 早く元気に日常生活へ 再手術のリスクを減らす
そのための選択肢として、
当院の腹腔鏡下膀胱結石摘出術があります。
治療方法について不安や疑問がありましたら、
どうぞお気軽にご相談ください。
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