Column

ようきペットクリニックのスタッフブログです

4K内視鏡を導入!

高精細の4K内視鏡を導入いたしました!

フルハイビジョン(1920×1080pixel)の約4倍の画素数を有する4Kでは、高精細化により従来のフルハイビジョン映像では認識しにくかった細かい構造物の視認性が向上し、正確で安全な手術が可能です。

つまり

内視鏡の性能が良くなって・よりキレイな画質で腹腔鏡手術ができるようになりました!

ってことです。

そもそも内視鏡手術とはどのようなものなのか?

内視鏡手術とは内視鏡で体内を映した画像をモニター画面で確認しながら行う手術のことをいいます。
内視鏡や手術に用いられる器具(鉗子)は、お腹や胸に開けたトロッカーと呼ばれる5㎜程度の小さな孔(あな)から体内に挿入されます。

手術する部位が腹部の場合は腹腔鏡(ふくくうきょう)手術、胸部の場合は胸腔鏡(きょうくうきょう)手術と呼んで区別します。

内視鏡手術の一番の利点は、

傷が小さく患者さんの負担が少ない低侵襲治療の実現です。

開腹や開胸手術と比較して切開創の範囲が小さいことから、傷跡が小さい、術後の痛みが少ない、腹壁のダメージが少ないので動物の回復が早いです。

また、手術中に臓器が外気に触れないので腸管機能の回復も早く、食事を早期に再開できる長所もあります。

さらに、開腹手術後の合併症である癒着(ゆちゃく)創部感染などを起こす可能性も低いことが示唆されています。

切開創の大きさの範囲の違い(避妊手術 上:開腹 下:腹腔鏡)

開腹手術の術後


腹腔鏡手術の術後

当院では
避妊手術・去勢手術のほか
乳び胸の手術・胆嚢摘出・尿管結石摘出、副腎摘出・胃瘻チューブの設置・鼠径ヘルニア・膀胱結石摘出・肝臓生検・腸生検・胃固定・脾臓摘出などを
内視鏡下にて行っております。

内視鏡手術について気になる方はお気軽にお問合せください。

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